節分際の当日には、本堂の前の舞台で鰐口の鉦と太鼓の囃しで無言の狂言が進められます。

節分(厄払い)

 後家さんが節分の用意をしているところに、
厄払いが来たあと鬼が後家に近づきます。
いろいろ変装するが二度まで失敗します。

 三度目に打出の小槌を使って変装し、
女の好みの品を取り出して近づいてきます。

 鬼とは知らずに欲を出した後家は小槌が
欲しくなり、酒を呑ませて眠らせ小槌と衣服を
はぐが鬼の正体を見て驚き逃げ出す。

 目を覚ました鬼は後を追うが、後家は節分で
用意していた豆を投げつけ、鬼は退散します。

閻魔庁

 大王が帳付、赤、黒鬼を従えて裁判を開き、
餓鬼(亡者)が引き出され裁判が始められる。

 浄玻璃(鏡)で生前の亡者の犯した罪悪が
照らし出され「ちょうちゃく」の刑を受けるが、
亡者がウソをつき改心しないので舌を抜かれ
釜ゆでにされる。

 その時、菩薩が現れ亡者を祈祷して助けるという
単調な鉦と太鼓の囃しで、見て楽しい無言劇です。

橋弁慶

 弁慶が供侍と参詣にでて、牛若丸が千人切りの
願かけをしているので参詣の取り止めを進言します。


 うわさを聞いた武士達が牛若丸を討とうと次々襲い
かかるが返り討ちにします。


 そこで弁慶が大薙刀を持って出かけるが、 暗夜で
何度も討ち損じる。


 牛若丸に仕掛けられ切り合いとなるが、遂に弁慶は
破れて牛若丸の家来になります。

十王堂

 船に乗ろうとしていた琵琶法師が 親切な宿の
亭主に誘われ、
その亭主の酒のもてなしに酔い
つぶれてしまい、
亭主に金を奪われてれ、途方
にくれた琵琶法師は、
やがて大覺寺を訪れます。




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